キャラクターモデリング

By , 2013年10月17日 (木) 10:59:23

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最終目標としては学科の方向性的に Unity でキャラをインタラクティブに動かしたりもしたいわけだが、 自分としてはキャラクターモデリングに絞り込んで、あれこれやれれば楽しいと思っている。

私としては、モーション、特にキャラクターのアニメーションを手付けするというのは、 やりたくないのである。 やったとして、ディズニーのアニメみたいな誇張したモーションとか、 或いはMMDでよくある手付けアニメーションみたいなのはやりたくない。 できれば生のモーションキャプチャデータを使いたい。 世の中は手付けでアニメーションやるのが好きで好きでたまらない人が多い。 それは良い。 しかし私はそれと違う道を行きたい。

cmuのbvh をうまく切り貼りすればいけそうな気がするのだが、 まだかなり遠い。 50万円だか100万円だかいくらか知らないが、良くできた磁気式のモーションキャプチャシステムを買うのが一番だと思うが、 今のゼミの体力では重すぎる。 も少し実績を積むべきだと考えている。

Qumarion を買ったのは漫画やイラストなどの静止画をメインでしばらくやってみようと腹をくくったからだ。 これがあれば、マンガのキャラのポーズをつけるのに使える。かなり楽になる。 キャラというのは一度作ってしまえば使い回せるわけだから、 8ページだろうと24ページだろうとかかる手間は大した違いがない。

静止画である程度まとまった成果を出しておき、 十分に原始蓄積ができてから次へ進もう。

だいたいキャラクターをモデリングさせてみると、5人に1人、あるいは10人に1人はものになる。 これは純粋に確率的な問題だろうと思う。 大学の入学試験で選抜するのはほぼ不可能だし、 また今の大学のカリキュラムでは、10人履修して1人しか合格させないような授業を行うことは不可能である。 だいたいまじめに学べば10人が10人合格させねばならず、 出席不良とか最終課題未提出な学生を落とすくらいである。

そういう現状の大学教育では教育しきれない。 しかし今の大学の枠組みで教育するしかない。 で、学生を見ていると、自分でソフトを買い、自分で教科書を買って自分で勉強する学生はできるようになる。 そういう意味では私も別に誰かに学んでできるようになったわけではない。 すると3DCGというものは誰か他人に学んでできるようになるのではなくて本来素質がある人間が自らの意思で学んでできるようになるということになる。

というのにはいくつか理由がある。 maya にしろ blender にしろ、しばらく使わなくなると忘れてしまう。 常に使い続けていないといけない。 使い続けているとさらにスキルは上がっていくが、 使わなくなると忘れる。 これは筋トレと同じであって、プロが自分に課すしかない課題である。

それに比べると、gimp とか inkscape とか clip studio くらいのソフトであれば、 一度忘れてもまた使っているうちに思い出す。 つまり学習効果が持続する。

大学で教えられるのはつまりは gimp あたりまでであってそこから先は個人の研鑽に任すしかないのではないか。 blender を教えようとしてはいけないのではないか。 blender は体験させるだけで良いのではないか。

私は教育というものの可能性を否定したいのではない。 教育者や研究者やクリエイターは皆私のような壁にぶつかって悩むものなのではないのか。 誰も悩んでないのが不思議だ。

思うに、キャラクターモデリングはできなくてもロボットならモデリングできる子はたくさんいる。 車や建物ならなお簡単だ。 で、CGというものはキャラクターだけあれば良いのではなく、 アクセサリーや背景も当然必要だ。 従って、キャラクターまでは作れないが背景を作れる子には背景を作ってもらえば良いのだが、 そうするとフォーメーションとかプロジェクトマネージメントの話が入ってきてややこしい。 悩む。 ゼミ活動というものを個人の制作活動を単に束ねたものにしておくのが楽だ。 共同制作はきつい。 言うほど簡単ではない。 ワークショップとかのぬるい協調作業と目標を設定したプロジェクトのマネージメントとはまったく違う。

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